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JRA最強「アーモンドアイVSコントレイル」はある? 安田記念(G1)も一強ムード

 先月31日の日本ダービー(G1)は、皐月賞馬コントレイルが圧倒的な強さで無敗の二冠を達成。世代の「完全一強」を見事に証明した。

 そして6月7日には、同じく東京競馬場でマイル王決定戦・安田記念(G1)が開催される。このレースには、現状「全世代で一強」といえるアノ馬が登場する。

 アーモンドアイ(牝5 美浦/国枝栄厩舎)だ。先日のヴィクトリアマイルを軽く仕掛けただけで4馬身差圧勝。牝馬限定戦では勝負にもならない内容に、改めて「敵なし」を強調した。

 すでに芝G1勝利数は歴代最多タイの7。この安田記念を勝利すれば、歴代最多となる8勝を達成となる。今年は秋も現役。8勝は既定路線だが、早く決めるに越したことはないだろう。

 安田記念は昨年、スタートでの不利が響いて敗れている。とはいえ大きな不利で、それでも最後は追い込んで3着。能力の違いは歴然だ。昨年覇者で、先日マイラーズC(G2)を完勝したインディチャンプとの再戦にも注目が集まる。

不利がありながら上がり32.4秒

「昨年の安田記念では、不利がありながら上がり32.4秒という驚異的な末脚を繰り出しました。前走を見る限り、今回の課題は『普通の位置で、普通のレースをする』ということだけです。正直、他に語ることがないですよ(笑)。過去最短の間隔での出走ではありますが、調整を見ている限り柔軟性も健在で心配なしです。

個人的に注目は、4歳のグランアレグリアとの直接対決ですね。この馬はアーモンドアイのような絶対性はないですが、勝つ時は本当に強い競馬をします。前目の競馬ができますし、ベストなレースを展開すればアーモンドアイの顔色を変えることもできるかも……」(トラック記者)

 今年はインディチャンプ、グランアレグリア、ダノンキングリー、アドマイヤマーズなどかなりのメンバーが集っているが、それでもアーモンドアイの一強は揺るがないようだ。

アーモンドアイVSコントレイル実現は?

 また、注目度として高いのが、先日二冠を達成したコントレイルと「どちらが強いのか」という点。どちらのパフォーマンスも圧倒的ではあるが、「直接対決」はあるのだろうか。

「アーモンドアイは昨年の有馬記念で初の惨敗を喫しています。春のローテーションを見ても、引退まで『東京競馬場しか走らない』という可能性は高いでしょう。一方のコントレイルは無敗の三冠を目指すべく秋は菊花賞が目標。その後はジャパンCや有馬記念ということになるでしょうが、過去の三冠馬はいずれも有馬記念に出走しています。アーモンドアイがジャパンCならば、対決する機会はないかもですね」(同上)

 現状、戦う可能性は低いようだ。どちらが強かったのか――そんな答えのない問いを考えるのも競馬の楽しみではあるのだが。

(文・取材/権藤正一・競馬担当)