
JRAの横山典弘騎手が、10日、11日の騎乗がないことが話題になっている。
横山騎手は通算2854勝の大ベテランでJRAになくてはならない存在といえるが、特に故障等もない中での騎乗ゼロは、やはり驚きだ。
今年はここまで17勝、さすがに過去の勝利数を求めるのは酷というものだが、最近はあまりよくない騎乗も目立つ。
人気馬での『後方ポツン』騎乗が目立つ
「日本ダービーもそうでしたが、人気馬での『後方ポツン』での大敗騎乗が目立つなど、これまで以上に精細を欠いているという声がありました。
それでも騎乗が途切れなかったのは、昆貢厩舎が乗せ続けていたからこそですが、それも今回はなし。6月の大沼Sで1人気だったアルドーレを後方待機で4着にしてしまったのが大きかったのではないか、という意見もありました。
重賞でも結果は出ていませんし、一部では『調教師転身』という声もあります。
最近は息子の横山武史、和生両騎手がそれぞれ関東リーディング2.3位で『承継』もできている状態。子どもの存在がもともとその気がなかった調教師転身を考えさせているという話も。
いずれにせよ、引退が近いのではないか、という声は多いですね」(メディア記者)
現役として思い残すことはない?
(文/城島信二)