
昨年亡くなってから、間もなく1年になろうとする俳優の三浦春馬さん。
三浦さんは数多くの作品に出演してきた人気俳優。近年はミュージカルや音楽活動にも積極的だっただけに、唐突すぎる死に、ファンに限らず多くの人が衝撃を受けた。
その悲しみの余波は未だ大きく、悼む声はやまない。
そんな中、所属事務所アミューズは当初予定していた「お別れ会」ではなく、思いを寄せる追悼サイトを用意すると発表。28日の株主総会では、出席したファンの質問に「信頼し合う仲間。過重労働や留学の件など私生活への制限は一切なかったと改めて強調」などとコメントした。
また、亡くなった当日の時系列に関する矛盾などにはコメントが一切なく、ファンのモヤモヤは残ったままだ。
実際に企業としてはどういった会社なのか
上場企業だけに、デリケートな情報はなかなか出しづらいという側面もあるのかもしれない。福山雅治、サザンオールスターズなどのトップアーティストから俳優では佐藤健(既に独立)、吉沢亮、吉高由里子など売れっ子が多数所属している。
アミューズの内情なども注目を浴びているが、実際に企業としてはどういった会社なのか。
「従業員は連結で500名ほど、働く社員の平均年収は700万円程度という話もあり、大企業としてはまずまずの年収という感じですね。
実力主義の側面もあり、個人の結果に応じて給与が決定するという部分もあるようです。いずれにせよ、一般の芸能事務所よりもシステマチックな企業という印象ですね。一般株主がいますので、効率性も重視されているのでしょう。
巨大な組織ではあるので、その所属タレントとして三浦さんがどういった日々を過ごしていたのか、気になる人がいるのも自然でしょう」(メディア記者)
命日は18日。悲しみは消えない。
(文/城島信二)