
先月、タレントのマリエが自身のインスタライブで、過去に島田紳助さんに枕営業に誘われて大騒ぎになった問題。
すでに3日でちょうど1カ月が経過しているが、マリエはその後、この件について直接語ることはない状況だ。島田紳助さんは引退しており、真実追及は困難といえる。
また、その場に一緒にいたとして名前を出された出川哲朗に関し「日刊大衆」(双葉社)がその反応を報じている。
出川は「出川さんは周囲の関係者に対し、マリエさんの告発行為に怒っていることを明かし、その理由として、自分に仕事でかかわる人たちにめちゃくちゃ迷惑がかかってしまって申し訳ない、と話しているといいます」と報じており、マリエに対しかなりの怒りを示しているとのことだ。
騒動直後はCMの出演が消えたり、テレビ出演ストップのデマが流れたりとゴタゴタしたが、ここへきてようやく落ち着いてきた印象だ。
“マジでない”と断言
しかし、出川の怒りは確かにあったようだ。「出川さん本人が、マリエさんが告発したようなことは“マジでない”と断言し、怒りも露わにしたので、しっかりと否定するコメントを出した、ということのようなんです」とも記されており、だからこその怒りといえる。
マリエが新たな発言をしない点からも、出川の意見に信憑性が出てきている部分もあるだろう。今後の展開は……。
「裁判をしてもいいレベルですが、そこまでして昔のことを掘り返すメリットがマセキや出川さんにあるとは思えませんし、このまま静観ということも十分あるとは思われます。
ただ、出川さん、そしてメインで同じマセキの内村光良さんが出演する『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の視聴率が最近は裏番組の『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)に負け続けているようです。世帯視聴率はもちろん、個人視聴率でも負ける日が多くなっていると。コロナ禍で国外に行けないのが大きいんでしょうが。
ある意味では停滞する番組の“話題作り”で裁判を起こすなんてこともないとはいえませんが、内村さんがそうした動きをするとも思えません」(メディア記者)
基本的には、このまま風化を望む形だろうか。
(文/堂島俊)