
JRAの武豊騎手が右足甲の骨折から復帰。早速勝利を手にした。
1日の阪神1R、3番人気ウラエウスで好スタートから道中2番手につけ、直線で抜け出す盤石の競馬で2着に2馬身半差の勝利。復帰一発目で勝利を手にした。
さすがはレジェンド。怪我明けを感じさせないプレーを見せてくれたわけだが……。
武豊騎手は「休み明けでも動けるタイプだね」と、自身を馬の“休み明け”とかけて笑顔のコメント。「ドクター、トレーナーなど多くの人に凄く協力してもらい、支えてもらっての勝利なので、なおさらうれしい」と語り、喜びをにじませた。
武豊騎手の華は凄まじい
この勝利とコメントに「さすがは武豊」「このユーモアあふれるコメント力こそ武豊の魅力」「こんな洒落のきいたコメントから会おうディーなんてオヤジギャグまで使いこなすのはちょっと他の騎手には真似できない」「あなたぐらい動ける50代は世界中探しても数人しかいない」など絶賛の嵐だ。
「先日の皐月賞を若手の横山武史騎手がエフフォーリアで制し『新スター誕生』と騒がれましたが、やはり武豊騎手の華は凄まじいですね。
過去にも『走っているというより飛んでる(ディープインパクト)』などウィットに富んだ名言を数多く残している武豊騎手。
最近はJRAの不正受給問題や岩田康誠騎手の凶行など暗い話題も多いですが、やはり武豊騎手はそれすらも吹き飛ばす光がありますね」(メディア記者)
2日の天皇賞・春にはディバインフォースに騎乗予定。ますます楽しみなレジェンドである。
(文/田中陽太郎)