
俳優の三浦春馬さんの自死や、佐藤健、神木隆之介の独立など多くの出来事が続く大手事務所アミューズ。
芸能界であまりにも巨大な存在なので、三浦さんの死があまり大手メディアで報じられないのが「忖度」という疑惑も出ているが、そんなアミューズに「文春オンライン」(文藝春秋)が噛みついた。
記事によればアミューズの会長である大里洋吉会長について詳細に報じている。サザンオールスターズや福山雅治で大ヒットを飛ばし、現在でも佐藤や神木、大泉洋や吉高由里子など超人気タレントを抱えている。大里会長のカリスマ性は圧倒的だったが、最近は事業の失敗など勢いにも翳りがあり、お家騒動もあったとか。詳細は同サイトを御覧いただきたい。
佐藤健と吉沢亮が…
そんな中で小出恵介の不祥事などもあり、タレントの締め付けが強化され、それに反発する役者も多くいたようだ。
そして、佐藤健らが独立したのには「別の理由」もあるという。
「記事によれば、後輩俳優である吉沢亮さんの“激推し”も影響しているとか。現在『青天を衝け』でNHK大河主演の吉沢さんですが、下積みが足りない中での大河主演ということで『飛ばされた』佐藤さんや神木さんが面白いはずがない、と記されています。
子会社的とはいえ独立したのには、事務所の不協和音があったのでは、ということです。
それにしても、今回は『文春』がかなり厳しくアミューズへの指摘をしていますね。これまではこうした流れは薄かったんですが、風向きが変わったのでしょうか」(メディア記者)
いずれにせよ、上場している大手事務所の内情はなかなかヘビーのようだ。
(文/野間健次郎)
「ライター紹介」
東北出身者。芸能ニュースを中心に各メディアに執筆中。得意なのは単館映画など。