
政府は、東京など首都圏1都3県と北海道で継続している緊急事態宣言を解除する方針を25日に諮問委員会に諮ることとなった。
これにより先月7日から続いた緊急事態宣言は「全面解除」となる。が、まだ不安の声は多い。
「結局、解除に至った基準や、また緊急事態宣言がなされる基準などが明確ではないので、市民としてもどういう生活を送れば……と動揺している様子ですね。ワクチンが開発されたわけでもないですし、コロナウイルスの脅威が完全に終わったわけでもありません。『未知の脅威』だけに、政府も対応に苦慮しているのがうかがえます。夏の高校野球が中止にもなりましたし、今後もイベント等は最大級の警戒が続くでしょう。
また『解除は6月』と思っていた人も多いようで、『自宅待機だったから生活リズムが』と心配の声もあります」(社会記者)
未曾有の世界的危機を招いた新型コロナウイルス。今も多くの人々の生活に甚大な影響を与えている。解除によって、飲食業などの動きや業績変化も気になるところだ。
ただ、普通のサラリーマンにとっては「憂鬱」という声も?