
JRAの藤田菜七子騎手が大ピンチだ。
20日、21日の騎乗でも8鞍騎乗して着順はそれぞれ(10,11,14,16,9,14,14,16)とほぼ2桁着順である。
それどころか、2月6日での今年3勝目以降、39鞍騎乗して一度も「掲示板以上(5着以上なし)」という有様だ。
好成績を残すのはアノ場所
一昨年は43勝、昨年は35勝とJRA唯一の女性騎手として立派な成績を残してきた。今年からは古川奈穂騎手、永島まなみ騎手の後輩女性騎手もデビューし、先輩の威厳を見せたいところだが、なかなかうまくいかない様子だ。
かなり厳しい状況だが、原因はどこにあるのか。
「無論、馬群を縫う騎乗を相変わらずしない、などといった指摘もなくはないですが、馬質が悪いのは明確です。古川騎手、永島騎手のほうがマシなくらいというか……。エージェントの問題もありますね。
ただ、菜七子騎手が毎年好成績を残すのは『新潟開催』。直線の長いコースを得意としています。2019年には新潟リーディングも獲得しています。
逆に言えばここで結果を出せないと“黄信号”といえるかもしれません。4月から開催がスタートするので、要注目です。
また、現在JRAは新型コロナウィルスのの持続化給付金『不正受給』の問題が騒がれており、公開されている人数より“もっと多い”といわれています。名前が公表されていないだけに、菜七子騎手や武豊騎手なども現状“容疑者”になってしまっています。その辺はどうなのか……」(メディア記者)
後輩の古川騎手は2週連続勝利をするなど好調だ。先輩の逆襲に期待したい。
(文/田中陽太郎)