
18日、一昨年の菊花賞馬ワールドプレミアが、27日の日経賞(G2)に向けて一週前追い切りを行った。
追い切りには藤岡康太騎手が乗り、82秒6-37秒5-12秒6をマーク。デキは上々のようだ。
出走予定馬としては、G1で好走を続けるカレンブーケドールこそいるものの、G1馬は自分のみ。他は明らかな“格下”といえるため、負けられない戦いになりそうだ。
受給を指南した税理士の馬主
鞍上も引き続き武豊騎手ということで万全の態勢ではあるが、同馬に関してファンはいまだ「疑問」が渦巻いているようだ。
「新型コロナウィルスの持続化給付金を、JRAの騎手や厩舎関係者が不正受給していた問題が、先日大きく報道されました。
一部週刊誌では、この受給を指南した税理士の馬主というのが『ワールドプレミアの馬主』だと記されています。
この大塚亮一オーナーに関しては『馬主資格をはく奪すべき』『ワールドプレミアに罪はないけど、複雑な気持ち』『素直に応援できない』という声が多くありました。大手競馬ポータル『netkeiba.com』の掲示板内でも『まずは税理士が説明すべき』『ここで馬の応援以外のコメントしないでほしい』など荒れていますね。
武豊騎手が日経賞では騎乗、予定通りいけば次走の天皇賞・春にも騎乗する可能性が高いですが……まずはある程度この問題の終着を決めるのがファンのためとはいえそうです」(メディア記者)
武豊騎手も騎手会長として、受給問題を謝罪している。どういった動きを見せるのか。
(文/田中陽太郎)