
女優の杉咲花が主演を務める連続テレビ小説『おちょやん』(NHK)の放送が11月30日から始まった。初回の平均視聴率は18.8%と7作ぶりに20%を割り込んだ。(平均視聴率はビデオリサーチ調べ/関東地区)
『おちょやん』は、幼くして道頓堀の芝居小屋へ女中奉公に出された女の子がヒロイン。モデルはラジオやドラマ、松竹新喜劇などから人気に火がついた上方女優・浪花千栄子さんだ。
杉咲は1日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)で『おちょやん』について、今まで方言を使う役を演じる機会がなく苦戦していると語った。「撮影の合間でも常にみんなボケたりツッコんだりする現場で、アドリブも多いんです」と、杉咲の新たな挑戦になっているようだ。
幼少期から波乱万丈の人生を歩む重厚な内容に挑む杉咲。ヒロイン役についてウェブメディア「東洋経済ONLINE」(東洋経済新報社)のインタビューでも、「いつかヒロインをやりたいという思いがずっとありました」と自身の心境を告白している。