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JRA最強アーモンドアイ「レーンの恐怖」再び? 京王杯SC結果から見える不安

JRA最強アーモンドアイ「レーンの恐怖」再び? 京王杯SC結果から見える不安
photoAC

 17日に開催されるヴィクトリアマイル(G1)。今年はG1競走6勝を誇るアーモンドアイ(牝5 美浦/国枝栄厩舎)が出走するとあって、例年以上の注目を浴びている。

 新型コロナウイルスの影響で今年初戦に予定していたドバイ遠征が中止になり出ばなをくじかれたアーモンドアイだが、ここまで順調に調整ができているようだ。今年の他メンバーを見渡しても、実績、パフォーマンスともに二枚も三枚も上手。ここはまさに「負けられない戦い」となる。

 枠順発表により、6枠12番になったアーモンドアイ。もはや枠がどこかすらも関係ないように思えるが……。

 16日の東京競馬を見るに、やや心配な面もある。

京王杯SCは「超前残り」の結果

「11Rの京王杯SC(G2)は、2番人気ダノンスマッシュが、本来のスタイルではない逃げで勝利。2着にステルヴィオ、3着にグルーヴィットが入りました。

1着~5着のうち4頭は『1~4番手』の馬で、後方の馬、外を回した馬はまったくのノーチャンスでした。近年の東京を象徴する高速馬場、前残りの決着でしたね。

アーモンドアイは今回外枠。過去のマイル戦では前目のレースはせず、中団やや後ろでレースを進めています。外を回し、さらには後方一気となった場合、今の東京の馬場は決して楽ではないように思います。無論、前目につければ話は別ですが……。

言うまでもなく能力は抜きんでていますし、そのくらいの不利なら十分跳ね返せる力はあります。あくまで重箱の隅を突く話ではありますが……」(競技記者)

 今さら能力には疑いようがない。ただ、昨年の有馬記念で初の馬券外敗退、年明けのドバイが中止と、順調とは言えない流れにいることは事実だ。すでに5歳で、3歳時からの圧倒的な完成度を考えても、いつ衰えが起きても不思議ではない(多少衰えても圧倒的な能力を持っているが)。

 また、今日の京王杯SCの結果から、今回「最大のライバル」になりそうな馬がいる。

D.レーンの「神騎乗」が帰ってきた

「同じシルクレーシングのプリモシーンですね。過去2度アーモンドアイと対戦しいずれも完敗していますが、左回りのマイル戦では重賞を2勝しています。前々走の東京新聞杯ではこれまでよりもやや前目の競馬をし抜け出し勝利。走りにも幅がでてきています。

また、鞍上はD.レーン。今年はここまで昨年ほどの勝ち鞍量産とはなっていませんが、京王杯SCでは馬場を見切り、ダノンスマッシュで思い切った逃げに成功。このレースにファンも『やっぱりうまいな』『判断力がすごい』と絶賛の嵐。アーモンドアイにとっても嫌な相手ですね」(同上)

 レーン騎手は昨年の有馬記念、リスグラシューでアーモンドアイを下し優勝している。アーモンドアイにとっては因縁の敵。レーン騎手が虎視眈々と「再現」を狙っていそうだ。

(文・取材/権藤正一・競馬担当)