
小栗旬が2021年10月期のドラマ『日本沈没-希望のひと-』(TBS系)で約11年ぶりに日曜劇場枠の主演を務めることが分かった。タイトル名が物議を醸すほか、小栗の出演を心配する声が上がっている。
1973年に刊行された小松左京氏による小説「日本沈没」(光文社)が原作。これまでドラマをはじめ、映画やアニメ、漫画など様々なコンテンツでアレンジされてきた人気作品だ。
小栗が演じるのは、目的のためには手段を選ばず、時には強引な手法で政策を推し進めてきた野心家の環境省官僚・天海啓示。そのほか、松山ケンイチ、杏、仲村トオル、香川照之など個性派俳優が出演する。
この時世に「日本沈没」というネガティブなタイトルに対し、ネットでは「パニック物はありえない」「東日本大震災の傷がまだ癒えていないのに、地震や津波の話があるのかな」「仕事が始まる前日・日曜の夜は穏やかなドラマが見たい」など、批判の声が多数ある。
人気の低下を心配する声
一方で、主演の小栗に対して「出演者の評判が落ちないかな」「視聴率低そうだし、批判されそうなのに良くオファーを受けたな」など、人気の低下を心配する声も上がった。
小栗は、2022年に大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)の主演が決まっていることもあり、『日本沈没』が低視聴率で終わると大河ドラマにすらも響くかもしれない。