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「高校野球中止」球児なりすましコメントも? JRAら他競技の判断にも影響か

「高校野球中止」球児なりすましコメントも? JRAら他競技の判断にも影響か

 夏に予定されていた甲子園(第102回全国高校野球選手権大会)が、中止となる方向で話が進んでいるという。

 新型コロナウイルスによってすでにプロ・アマ問わず多数のスポーツイベントが中止となっているが、夏の風物詩である高校野球も例外ではない。すでに春の選抜は中止となり、夏の動向に注目が集まっていたが、健康、安全面から中止にするほうが無難、となったようだ。5月末まで緊急事態宣言が延長され、練習や試合日程がタイトすぎることも懸念材料だという。

 視聴者や観戦者からすれば「まあ今年はしょうがない」で済む話かもしれないが、選手、特に現在高校3年の選手たちにとっては最後の夏であり、ここを目標に練習に励んでいた日々を考えると、やるせない思いにも駆られる。スポーツ記者が語る。

「高野連も苦渋の決断だったでしょうね。無観客開催だったらもしかしたら、という意見もありますが、試合のみなら選手の移動、宿泊の問題もあり、危険性はやはり拭えません。

すでに代替開催となる各地方の無観客試合に関する考えも出ており、球児が『何もせずに引退』ということはなさそうなのは幸いですが……いずれにせよ、残念ですね」

 前回甲子園が中止となったのは、戦時中の79年前。終戦後は一度として中止がなかったことを考えると、現状がいかに異常かがよくわかる話だ。

 また、今回の甲子園中止報道は、別のスポーツイベント判断基準にも影響しそうだ。

「いまだ無観客開催を継続しているJRA(日本中央競馬会)」ですが、甲子園が無観客でもなく開催中止をしたことで、当面開催は続けるでしょうが『観客を入れての開催』は今夏まではあり得ないと判断するかもしれません。他のスポーツイベントが軒並み中止になる中、競馬だけが平常通りに何万人も集める状況は、仮にクラスター感染が起きた時の影響やマイナス印象も甚大ですし……。

プロ野球も6月開幕を目指しているようですが、こちらも甲子園の報道でどうなるのか。少なくとも緊急事態宣言の解除が前提のようですが、解除されたからといってコロナウイルスそのものを根絶するわけでもありません。少なくとも観客を入れるのは不可能か、客の間隔を大きく空けてのものになるのではないでしょうか」(同上)

 いずれにせよ、スポーツの「通常開催」はまだまだ遠いようだ。

今回の中止報道に対し、大手メディアのコメント欄で「高校球児になりすました?」疑惑のあるコメントもあり、ツッコミも多い。球児の絶望は計り知れない、余計なことはしないでほしいものだ。

(文・取材/田中陽太郎)