
発表を覆すようなら嵐ファーストと言われても仕方がない。
今年9月、定例会見の中で前田晃伸会長が発表した、NHK紅白歌合戦の無観客開催。 新型コロナウイルスの感染拡大防止を最優先にしたい。というNHKとしては苦渋の決断だったのだろうが、コロナ禍の視聴者からは一定の理解を得られる内容だった。
しかし日刊スポーツが、「観客を入れての開催を含めて準備を進めている」とした報道を行ったことで世間からは批判続出。
「リスクを背負ってまで開催する意味が分からない」「紅白歌合戦は嵐のためにあるのではない」「嵐のためだけに、観客を入れるのは不適切だ」とコロナ禍の対応として不適切ではないかという意見以上に、有観客開催は暗に嵐ファーストによるものと判断し批判する声が溢れている。
観光事業や、スポーツ界の制限緩和もあり、NHKでも10月からNHKホールで生放送の歌番組に観客を入れて開催するなど、有観客への道のりを歩んでいる最中ではあった。