
海外渡航後の新型コロナウイルス感染防止策である「2週間の隔離措置」を受けることを覚悟のうえでフランスに渡ったにもかかわらず、日本時間の4日午後11時5分に発走となった「凱旋門賞」では、騎乗予定だったジャパンの所属厩舎で使用している飼料から“禁止薬物”が検出され、直前で出走取消の憂き目にあった武豊騎手。
無念を抱えながら帰国し、10~11日、18~19日の4日間開催については騎乗ができないはずだったが……。
7日夜になって日本政府が「帰国後の2週間隔離措置を緩和する」ことを発表。ビジネスで海外渡航していた方の帰国については、すぐにPCR検査を行い新型コロナウイルス陰性との診断結果が出るなどの条件付きではあるが、一律2週間の隔離措置を免除することにしたというのだ。
来週末は乗れる?
JRAがこれを受けどのような対応を取るのか。
正式な発表はまだだが、早くも大手競馬コミュニティサイトの掲示板やSNSを中心に「豊さん、来週末は乗れるんじゃね?」「坂井くん予定になってるけど、これでパラスアテナ(トライアルの紫苑S・2着)の秋華賞は武豊が継続騎乗の可能性ありますね」など、ファンの間で早期に武豊騎手が日本で騎乗再開できるのではないかと話題になっている。