
素直な謝罪と訂正ができることこそ、後輩から慕われる理想の上司像なのかもしれない。
6日、日本テレビの「news.every」にて市來玲奈アナウンサーが、北朝鮮の労働党創立75周年のニュースを読み上げている際、メインキャスターを務める藤井貴彦アナウンサーより言い間違いを指摘された。
「重用(じゅうよう)」という単語を読み上げた市來アナに対し、「ちょうよう」と囁き、市來アナが読み直すという状況だったのだが、その後、指摘した藤井アナから「待った」がかかった。
「少しお時間をください」
番組の流れを遮り藤井アナが伝えたのは、先ほど後輩へ指摘した言い間違いに関して。
市來アナへ「ごめんなさい」とし、視聴者に「失礼しました」
これが自身の知識が古く、正しい使われ方をしている言葉を言い間違いとして指摘してしまったとして訂正。
さらに後輩の市來アナへ「ごめんなさい」とし、視聴者に「失礼しました」と謝罪をしたのだ。
これに対しネット上では、「その場で謝れることがすばらしい」「人として見習うべき」など、その場で謝罪した藤井アナの姿勢を好印象ととらえる声が多く、また「こんな上司の下で働きたい」「後輩に謝れるなんて素敵」など、恐らく身近にいるであろう謝れない上司と比較し、うらやむ声が多くみられた。