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JRAアーモンドアイ「安田記念も出走」か。有馬記念「完敗」で流れ悪いが……

JRAアーモンドアイ「安田記念も出走」か。有馬記念「完敗」で流れ悪いが……
photoAC

 17日のヴィクトリアマイル(G1)には、現役最強馬アーモンドアイ(牝5 美浦・国枝栄厩舎)が登場する。いうまでもなく不動の主役だ。

 すでに牝馬三冠、年度代表馬、天皇賞制覇など、JRAのほぼすべての栄誉を手にしてきたアーモンドアイ。国枝調教師が「G1競走7勝の壁を破りたい」とのことだが、現在6勝でそれも時間の問題だ。逆にいえば、それくらいしか現役を続ける明確な理由がないともいえる。

 今回のヴィクトリアマイルも、アーモンドアイ以外に牡馬混合G1を制した馬はゼロ。実績も能力も頭1つ、いや3つくらい抜けている存在といえるだろう。不安らしい不安は見当たらない。長期休養明けだが、外厩であるノーザンファーム天栄の仕上げには信頼がおける。いよいよ隙がないというわけだ。

 今年は最初安田記念に出走するという情報もあったが、ヴィクトリアマイルを選択。ローテーションの関係から「ヴィクトリアマイル→宝塚記念」なのではないか、ともいわれた。

 しかし、どうやら「思わぬ選択肢」があるようだ。

マイル連戦の可能性も

「ヴィクトリアマイル→安田記念、というマイル連戦の情報が「スポルティーバ」より出ています。安田記念は昨年、スタートで大きな不利を受けて3着に敗れたレース。あれほどの不利で3着というのは逆に非常にすごいのですが、結果としては残念なものになりました。

ヴィクトリアマイルで順当に勝利できれば、安田記念参戦もあるということでしょう。メンバーを考えれば今回は負けるわけにはいかないレース。まずは『第一関門』を突破しG1最多勝タイにしたいところです」

 もはや「負けることが許されない存在」であるアーモンドアイ。競馬に絶対はないが、絶対的な存在というのがファンの見立てだろう。

 ただ、昨年の有馬記念では9着に敗れている。完全無欠に見えるが、弱点はあるのだろうか。記者が続ける。

有馬記念敗北は「不運」ではない

「トリッキーな中山2500mでそもそも不安はありましたが、1周目の正面スタンドでフィエールマンに競りかけられて行く気になってしまった、C.ルメール騎手の仕掛けが早すぎたなどさまざまな要因はありますが、決して偶然の敗戦ではないように思います。

デビュー以来初めて大きく崩れたレースでしたが、一度崩れて、その後それまでの勝負強さがなくなった馬も多いのも事実。能力や実績以上に名馬としての資質が試される1戦となりそうです」

 能力には何の心配もいらない。あとは昨年末の悪い流れを引きずっていないかどうかがカギを握っているかもしれない。

(文・取材/権藤正一・競馬担当)