
最近次々に所属タレントたちが退所していくジャニーズ事務所の裏側が見えてきた。
未成年女性との飲酒&お持ち帰り疑惑で自粛処分中の山下智久について、一部記者が「彼は芸能界の上級国民だから厳しい処分はない」と語っていたことを9月18日の「現代ビジネス」(講談社)が報じている。
しかし、結果的には“一定期間の活動自粛”と業界の想像より重い処分が下った。これには世間からの「山ピーも然るべき処分はしっかりと受けてほしい」という声の大きさもあったのかもしれない。
「そこまで忖度する存在ではない」
一方、「現代ビジネス」ではジャニーズ事務所はどんなにテレビや映画で活躍しようが、事務所が利益を得る最大のポイントは「歌って踊るショーイベント」であり、コンサートチケットにつながるファンクラブ会員の動きこそが最重要だという見解も。俳優業がメインの山下は事務所にとって「そこまで忖度する存在ではない」からこそ、厳しい処分が下ったとも考えられる。TOKIO長瀬智也の退所は容認しても、嵐は大野智は2020年いっぱいであくまでも“休業”という点からも、それが見て取れる。
こうした流れから、仮に山下の活動自粛が解除されたとしても事務所に「雑な扱い」をされるのは目に見えている……そんな声すら聞こえてくる。
もともと山下は以前から「退所するのでは」といわれていた人物。今回の件をきっかけにジャニーズ事務所と袂を分かつ可能性もゼロではないだろう。
一方、今回の騒動を起こした「もう一人の主役」はといえば……。