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大坂なおみ「テニスで話題」久々…差別やコーチ問題超えて全米王手

大坂なおみ「テニスで話題」久々…差別やコーチ問題超えて全米王手
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 女子テニス世界ランキング9位の大坂なおみが、現在行われている四大大会のひとつ「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)女子シングルス準決勝で、ジェニファー・ブレイディをフルセットの末に破り、2018年以来2年ぶり2度目の優勝に王手をかけた。

 第1セットは大阪、ブレイディともに自身のサービスゲームをキープし合う展開で一歩も譲らず。ゲームカウント6-6となり、7ポイント先取でセット獲得となるタイブレークに突入。ここで大阪が、ポイント2-1から5ポイントを連取し7-1でこのゲームを、そしてゲームカウント7-6で第1セットを獲得。

 第2セットでは、大阪がゲームカウント3-4から自身のサービスゲームをブレークされ、3-6でブレイディにセットを取り返されてしまう。

 セットカウント1-1となり、迎えた最終第3セット。大阪がゲームカウント2-1から、この日初めてブレイディのサービスゲームをブレークすることに成功。これが唯一のブレークとはなったが、その後の自身のサービスゲームをきっちりキープし続け6-3で第3セットを獲得。見事にセットカウント2-1で準決勝を制してみせた。

コーチ問題、黒人差別でも議論に

 2019年1月の全豪オープン制覇以降は、コーチにまつわる問題で幾度となくメディアを賑わせてきた大坂。2度の四大大会制覇を二人三脚で成し遂げたサーシャ・バイン氏との突然の契約解消、その後契約を結んだジャーメーン・ジェンキンス氏とも半年ほどで契約解消。また、ツアーで活躍する以前にコーチを務めていたクリストフ・ジーン氏との永年契約問題もあった。

 また、今回の全米オープンでは入場時に、これまでにアメリカで警察の人種差別的暴力の被害者となった黒人犠牲者の名前が記されたマスクを着用し、現在も続く黒人差別への抗議の姿勢を貫いている大坂。

 この1年半ほどは、プレイ以外で注目されることが多くなっていたが、今シーズンからコーチを務めるウィム・フィテッセ氏は、過去に指導した選手が四大大会を4度制しており「優勝請負人」と呼ばれている。まだ22歳ながら、すでに四大大会を2度制し世界ランキング1位に立ったこともある大坂に、このコーチが加わったことでまさに鬼に金棒。早速、今大会でその進化と真価を示そうとしている。