» 澤村拓一「売られて正解」巨人→ロッテでいきなり活躍
カルチャースポーツ社会

澤村拓一「売られて正解」巨人→ロッテでいきなり活躍

澤村拓一「売られて正解」巨人→ロッテでいきなり活躍

 プロ野球・巨人は7日、澤村拓一投手とロッテの香月一也内野手のトレードが成立したと発表。澤村は7月26日に登録抹消となり、一時は三軍で調整。再起を図っていた。

 球界の話題は剛腕の電撃放出で一色だが、実は少し以前から「巨人が澤村を売りに出した」との情報が関係者の間を駆け巡っていた。

 球界に〝澤村放出情報〟が出回り始めたのは7月末。ポイントとなったのは25日のヤクルト戦だ。予告先発で登板することが決まっていたサンチェスが、右肩の違和感で当日になって先発を回避し、急きょ中継ぎの澤村が先発することに。結果は4回を投げ被安打4、2失点とまずまずの結果だったが、なぜか翌26日に澤村は登録抹消となっていた。

 元巨人監督の堀内恒夫氏は7月27日のブログで澤村の登録抹消に触れ「俺からするとこの抹消の意味は重い」とし「いよいよ来たか」と意味深な内容を発していた。すでにトレード情報をつかんでいたか、経験からその可能性を感じ取っていたのだろう。

巨人は水面下で売り込みを続けていたということなのか

 そこから1か月、巨人は水面下で売り込みを続けていたということなのか…。いずれにせよ、移籍先が決まったことは、2017年2月の鍼治療ミスに責任を感じる中、なかなか再昇格させる状況にならない巨人、登録抹消以来、活躍の機会を得られない澤村の双方にとって前進とも言える。

 選手、球団はそれぞれの思惑や利害が一致するところも多いのだろうが、今回の電撃トレードを受け巨人ファンからは「澤村まじか、、、悲しすぎる」「消えろなんて思ったこともあったけど本当にいなくなるってなると寂しいな…」「内海、長野以来の衝撃&悲しさ」と突然の別れを惜しむ声が多数。

 一方、今シーズン序盤にセットアッパーとして活躍していたジャクソンが大麻所持のトラブルにより退団し、代わりに唐川がセットアッパーを務めているとは言え、中継ぎの層を厚くしたいロッテにとっては渡りに船の補強となったのではないだろうか。

 現在、首位ソフトバンクに0.5ゲーム差の2位と好調なロッテを、さらに勢いづけるピースとして澤村が活躍することが期待される。

 順調に行けば現在2位DeNAに8.5ゲーム差を付け、首位独走中の巨人の日本シリーズ進出の可能性は非常に高い。(今年のセ・リーグはペナントレース優勝チームがそのまま日本シリーズ出場となる)