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『24時間テレビ』最低視聴率へ…マラソン代替が「踊りリレー」って…

『24時間テレビ』最低視聴率へ…マラソン代替が「踊りリレー」って…
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「踊る阿呆に見る阿呆 同じ阿保なら踊らにゃ損々」とは、徳島の阿波踊り歌の出だしの歌詞。それを今年は、8月22日・23日放送の『24時間テレビ』(日本テレビ)で体験することになるかもしれない。

 同番組は、日本各地でチャリティーキャンペーンを行う画期的な番組として1978年に誕生して以来、日本の夏の風物詩となっていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、これまでとは大きく異なる内容になるという。

 これにより「番組過去最低視聴率」をたたき出すことも現実味を帯びてきた。

 その大きな影響というのが、看板企画ともいえる24時間チャリティーマラソンの中止だ。“番組の柱をいかにして埋めるか”。その代替案の最有力として浮上しているのが、高知のよさこいや盆踊りなど日本伝統の踊りを24時間交代で踊り続ける、という企画だという。

視聴者は、当然ながら見るだけ

 この突飛ともいえる企画には背景がある。2016年の同番組では、メインパーソナリティを務めたNEWSの小山慶一郎と増田貴久が、盲学校・ろう学校の生徒らとともに、よさこいに挑戦。感動を巻き起こした。その実績があるからこその企画と見る向きもある。

 ところが、ここにもコロナ渦の影響が立ちはだかる。今年は、踊り手が一堂に会してのイベントはできないのだ。そこで、「日本各地で踊り、それを中継でつなげる」というリモート中継を駆使するのだとか。

 ただし、視聴者は、当然ながら見るだけである。

 日本には徹夜踊りや数日にわたって踊る祭りもあるが、テレビ番組の企画で24時間も踊り続ける意味はあるのだろうか。そして、視聴し続ける意味とは――。ちなみに2019年「チームで阿波踊りを踊り続けた最長記録」として、徳島で12時間14分30秒という記録がギネス世界記録になったそうだ。今回、よさこいで、それを超えようとしているのだろうか。