
アイドルグループ・日向坂46の小坂菜緒が10日、グループの冠バラエティ番組『日向坂で会いましょう』(テレビ東京系)に出演。9月にリリースされる日向坂初のアルバムの情報発表に臨んだ。
番組中、特に注目を集めたのは、新曲となる「アザトカワイイ」のフォーメーション。新曲でセンターに起用されたのは、これまで4作連続でセンターを務めた小坂ではなく、グループ1期生の佐々木美玲だった。
この抜擢に佐々木は、「まさか自分がセンターになるなんて不思議な気持ち」「みんなを引っ張っていけるような存在になれたら」と自身の掲げるセンター像をコメント。一方の小坂も「4作連続のセンターで、これがずっと続いていくのが怖かったのでちょっと安心感があった」「初めてのセンター横というポジションでパワーアップしたい」と涙ながらに意気込みを語った。
小坂が現在のモチベーションを取り戻すことができるのか
アルバム曲とはいえ、小坂をセンターから外す思い切った起用は功を奏すだろうか。これまでも、総合ニュースサイト「マイナビニュース」(マイナビ)などのインタビューで「引っ込み思案な性格なのになんで私がセンター?」と、苦悩を明かしていた小坂。その重圧を「逃げ出したいけど逃げられない」とネガティブな心境を吐露したこともあった。
今回の配置が、小坂の安堵感につながったことは間違いないだろう。しかし、プレッシャーから解放されて緊張の糸が切れたとき、小坂が改めて現在のモチベーションを取り戻すことができるのかは未知数だ。