
奈良市の会社役員・垣内求実容疑者が、 偽ブランド品を販売目的で所持したとして逮捕された。
垣内容疑者はペット用品販売会社「ボンボンコピーヌ」社長で、新型コロナウイルスの影響で高まったマスク需要に乗じ「シャネル」のロゴが付いた偽マスクを販売目的で所持していたという。容疑者は「手にロゴを使って販売していた」と容疑を認めている。
シャネルの偽物を売って逮捕……偽物商品を売って逮捕されるという事件は時折起こるが、今回この事件が注目されているのは、垣内容疑者が元歌手・愛内里菜の妹という点だ。
愛内は1998年のモデルデビュー当時、垣内里佳子の名前でデビュー。その後歌手に転身し「恋はスリル、ショック、サスペンス」がアニメ『名探偵コナン』の主題歌になるなどして全国区の知名度を得る。その後もコンスタントに楽曲を出したが、2010年に引退。以降は垣内りか名義で歌手活動を再開したり、2017年に「未婚の母」であることを告白するなど時折話題になっていた。
愛内も「プロデューサー」?
今回はまさかの「妹逮捕」となってしまったわけだが、この会社のHPに愛内が「プロデューサー」として紹介されているという。
「この報道が事実だと、愛内さんが垣内容疑者のビジネスにどれだけかかわっていたか、というのが非常に気になるところです。捜査の対象にもなるかもしれません。関わり度合いによってはいろいろとまずい話にもなりそうです。